軽貨物運送におけるトラブル
軽貨物運送とは、軽自動車を使用した運送業です。
普通免許で行え、年齢制限も特にないため比較的始めやすい仕事ですが、一般の方にとっては宅急便と比べると耳馴染みがない運送業かもしれません。
そのため、もしも「軽貨物運送で起きるトラブルといえば?」と質問されたとしましたら、おそらく「荷物の破損や時間に遅れた等によるお客様とのトラブル」と想像するのではないでしょうか。
しかし、実際は違います。インターネットで「軽貨物運送 トラブル」で検索してみると分かりますが、お客様とのトラブルではなくドライバーと軽貨物運送の団体とのトラブルが多いのが実情です。
では具体的にご説明します。
軽貨物運送業界には、ドライバーの独立支援や仕事の仲介をするコンサルタントやマネージメント会社のような団体・連盟があるのです。
そして、これら団体の中にはドライバーと契約するにあたって、多額の入会金・登録料・月額費の要求から始まり、団体の指定した車輌を購入するように要求してくる団体があります。
この額を具体的にご説明しますと、入会金等は50万以上で、車輌代は200万以上することもあります。しかも、その車輌は実際には100万程度で買える車輌の場合もあるのです。
しかし、それら費用を十分超えるほどの仕事を紹介するからと言われたので契約したのに、実際は全然仕事を紹介してもらえない、という事例がいくつも存在しているのです。
その結果、業務を停止させられた団体・連盟もあります。
このような詐欺、詐欺まがいの件に関して、様々なサイトで注意が呼びかけられています。
ドライバーとして応募する際は、何よりこの点を気をつけましょう。