軽貨物自動車の車検について
軽貨物運送では、ホロ車やワンボックスなどの軽自動車を使用します。
そのため、車検が済んでいる軽自動車を使用しなければ業務出来ません。
車検とは、「自動車検査登録制度」の略称です。自動車の所有権を公証するための登録制度で、一定期間毎に検査を行います。これを行っていない車輌は使用することが出来ません。ただし、ミニカーや小型特殊自動車は除きます。
では、事業で使う軽貨物自動車と事業で使うことのない軽乗用自動車の車検は、何か違うのでしょうか。その違いをご説明します。
軽自動車の方が税金が安いことは、車をお持ちの大半の方がご存知でしょう。
自動車税も自動車重量税も軽自動車の方が確実に安いです。
さらに、車検を行う周期も違います。
排気量660cc以下の軽貨物自動車の場合は、初回で2年、次回以降も2年周期になります。
排気量660cc以下の軽乗用自動車の場合は、初回で3年、次回以降は2年周期になります。
また、乗用車の貨物自動車の場合は、初回の車検で2年、次回以降は1年になります。
このように軽貨物自動車か軽乗用自動車かで周期は変わってくるのです。
車検では車の点検を行っています。必要に応じて部品の交換なども行います。
普段、事業で使っている貨物用自動車は仕事に支障が出るといけませんし、頻繁に使用しているものですから、車検の周期が乗用自動車よりも短いのは当然と言えるでしょう。
しっかり整備をしてもらい、軽貨物運送に支障が出ないようにしましょう。