軽貨物運送は中古自動車でも行える
軽貨物運送業は軽自動車を利用した運送業ですので、軽自動車を所有していない場合は借りるか購入しないと始められません。
軽自動車は自動車の中では比較的低価格で購入できますが、それでも決して安い金額ではありません。それにこれから仕事を始めるなら、初期費用は出来るだけ抑えたいのが誰しもの考えでしょう。
その場合は勤務する軽貨物業者で借りたり、中古自動車を購入するのが1つの手段です。
今回は、中古自動車についてご説明します。
まずは購入する上での注意点です。
軽貨物運送で使用する軽自動車は軽乗用車ではなく、軽貨物車でないといけません。
また、走行距離も重要です。
中古自動車なら安い物が見つかるかもしれませんが、走行距離が多いとタイヤなど様々な部品に劣化が起きてるかもしれません。
運送業ですから日々の走行距離を年単位で累計すると、非常に長い距離を走ることになるでしょう。そのため、なるべく使用頻度の少ない中古自動車が理想的です。
そのような理由もあり、安さだけに惹かれて中古自動車を購入するなら、長い目で見ると新車の方がお得かもしれません。
また、軽貨物運送では車内に入る荷物の量も重要です。
なぜなら、1回の配送でどれだけの数を運べるかで運送効率が変わるからです。
例えば、もし2つの車種で迷った場合、「A車よりB車の方が狭いけど、安いからB車にしよう」というのは安易です。
多くの荷物を運ぶことができればドライバーの収入も上がるのですから、長い目で判断することをオススメします。
中古自動車でも軽貨物運送は出来ますが、購入の際は長い目で判断すると良いでしょう。
