軽貨物運送で使用するバンについて
軽貨物運送業では軽自動車を使用しますが、使用できる車輌と使用できない車輌があります。
一言で言うならば、「車」ではなく「軽貨物車」を使用しなければいけません。
なぜなら、法的に決まりがあるからです。細かい決まりが多いですが、分かりやすい例を挙げますと、タイヤは軽貨物車用でなければいけないこと、後部座席以降の半分のスペースは荷物を詰め込めるスペースでないといけないことなどです。
各自動車メーカーは、軽乗用車と軽貨物車をそれぞれラインナップしています。
例えばスズキの軽乗用車では、「アルトエコ」「ラバン ショコラ」などをCMで目にしますが、軽貨物車として使用するには、「アルトバン」でなくてはいけません。
ダイハツの軽乗用車なら、「ミラシリーズ」「タントシリーズ」「ムーブシリーズ」がありますが、軽貨物車として使用するには「ミラバン」でなくてはいけません。
このように、各メーカーが軽貨物車をラインナップしています。それらの中には、よくバンがラインナップされていて、無骨な印象の軽トラックに比べるとコンパクトでスマートさを感じられるかもしれません。
自動車を自分の手足や相棒のように感じる方もいますので、デザインも選ぶ基準になるかもしれません。
しかし、軽貨物運送では運送効率が重要です。どれだけ荷物を積み込めるかを忘れてはいけせん。運送効率の良し悪しによって得る収入も変わってきます。
軽貨物車を購入する際は、先を見据えた上で購入しましょう。