軽貨物運送を行う資格について
軽貨物運送は運送業ですので車の免許は必要ですが、その他には特別な資格は必要ありません。
唯一必要な免許でさえ、大型免許などの特殊な免許は必要ありません。軽貨物は大型トラックなどではなく軽自動車を使うからです。
そのため、普通免許を持っていてペーパードライバーでなければ比較的早く始められる仕事と言えるでしょう。既に手持ちの軽自動車があれば、尚スムーズに始められます。
また、元気があり運転に問題がないことが前提になりますが、性別や年齢も問わない仕事でもあります。そういう意味では、資格に限らず適正も厳しくないと言えるでしょう。
ただし、1つ知っておくべきことがあります。
それは、黒ナンバーを既に持っているかどうか、ということです。
軽貨物を行うには業務上の手続きが必要です。通常の軽自動車は黄色のナンバープレートですが、軽貨物を行う車には黒色のナンバープレートを取付けなければなりません。黒ナンバーの取得は免許取得のような試験はありませんので、手続きを行えば取得出来ます。(ただし、黒ナンバーの発行には2,000~3,000円ほどの費用が必要となります)。
そのため、既に黒ナンバーの軽自動車を持っていれば、軽貨物を行う上では全く問題ないと言えるでしょう。
このように、軽貨物には勉強や試験が必要な特別な資格はありませんが、黒ナンバーは軽貨物を行う上での1つの資格に近いものになります。
この仕事を始めてみたい方は、黒ナンバーについて覚えておきましょう。