軽貨物運送業は定年後でも出来る
労働者が一定の年齢(定年)になると自動的に雇用を終了させる「定年制」というものがあります。
定年は時代によって違いますが、日本ではその基準の年齢が上がっていくと言われています。定年後は年金と貯蓄で生活していくのが一般的でしょう。
しかし、年金システムが不十分な現在、年金を受け取れるのか?十分な額をもらえるのか?という不安から、定年後も仕事を希望する方は多いでしょう。
そのような方には、軽貨物運送業がオススメです。
軽貨物運送業は厳しい年齢制限はなく、働ける適正があれば大丈夫だからです。
また、定年後の働く理由に年金への不安を挙げましたが、人により働きたい理由はそれだけはないでしょう。孫のためにもう少しお金が欲しい、仕事が好きだから、という方もいるでしょう。人にとって仕事をするということは金銭面はもちろん、生きがいや目標など生きる上で非常に重要なことなのです。
ここで、仕事が人に与える影響を1つご紹介します。
東日本大震災で被害を受けた福島県では、職を失った高齢者が沢山いました。
高齢者を支援していたある団体は、「衣食住の支援だけでいいのか?」と考え、仕事を与えることにしました。その仕事とは、高齢者に古布(古着のTシャツなど)を提供しそのTシャツを切って、かぎ針を使用し、手編みで草履を作ってもらい販売するというものでした。高額で売れる物ではありませんし、1人あたり1日に1足ほどしか作れません。
しかし、経済の歯車になり、やりがいも見つけたことで高齢者に活気が出たのです。
このように、人により価値観は違いますが、仕事が人に与える影響は大きいのです。
そして、年金の様に貰うお金と仕事で得たお金はやはり違うのです。
お金を得るためだけではなく、純粋に「働きたい!」「誰かの役に立ちたい!」という方にも、定年後の軽貨物運送業は価値のあるものとなるでしょう。