ドライバーあってこその軽貨物運送!
軽貨物運送業者内には、営業、経理、ドライバーなどがいます。
中には、それら業務を社長が兼務していることも少なくないでしょう。特に、社長は元ドライバー・現役ドライバーであることも多いので、ドライバーに対して親身な業者は必然的に多くあります。
しかしその反面、ドライバーを軽視したり騙したりして利益を求める業者があります。今回はそのような業者についてご説明します。
軽貨物運送業界には、運送業者やドライバーを支援する団体があります。
支援とは、経費削減や仕事の紹介を行うコンサルタントのようなことです(以下より支援団体と明記します)。
支援団体の会員になるには、50万円以上の費用が必要になるところもあります。
しかし、会員になれば誰もが十分な仕事をもらえるとは限りません。
「詐欺だ!」と多数の会員から疑われる支援団体もあるのです。
また、コンサルタントを行わない通常の軽貨物運送業者なのに、入会金や登録料という名目で多額の費用を要求したり「うちで仕事するにはまず車を買ってもらう必要がある」と車輌代を要求してくる業者もあるのです。
このような背景により、騙されて苦しんでいるドライバーは現在でもいます。
以上のような悪質な支援団体は一部です。入会金を支払ってもしっかりコンサルタントしてくれる支援団体もあります。しかし、騙されたドライバーが支援団体に対し刑事事件を起こし、死者が出た悲しい出来事も過去にありました。
ドライバーとして働く際は、入会金などは必要ない軽貨物運送業者を選びましょう。それが安心して働くための第一歩です。